広島県警察。執念で「のぞき」現行犯逮捕!
2018/11/7 毎日新聞ニュースより
https://mainichi.jp/articles/20181107/k00/00e/040/227000c
一部転記(リンク切れの場合はご了承ください)
広島市佐伯区の団地で入浴中の女性を狙った「のぞき」が連続発生し、佐伯署員が付近で1週間張り込みなどの捜査を続け、男を現行犯逮捕した。のぞきは被害者側から犯人が見えにくいため、検挙が難しいとされる。県警は「署員の執念が実った」とする一方、戸締まりの徹底など被害防止を呼びかけている。【小山美砂】
県警子供女性安全安心対策室によると、入浴中ののぞきは気が付いた時には逃げられているケースが多い。盗撮画像が拡散されるなど被害が拡大する恐れもあるという。三輪裕美子室長は「被害防止策として、防犯カメラや人感センサーライトの設置も有効。同じ団地では似たような造りの住宅が多く、犯人に狙われやすい。特に一戸建ての方は注意してほしい」と話している。
転記終わり
素晴らしいですね!執念で張込をして現行犯逮捕したとの事。
防犯カメラや人感センサーライトの設置が有効・・とあるように、
防犯カメラは、犯人の心理として「映りたくない。うつったらバレちゃう」という心理をつき、犯人が近寄りがたくなる事。
人感センサーライトは、夜間の暗闇に身を隠しているつもりが、パッと明るくなると周囲から目立ってしまいます。
家の中にいても、窓の外が明るくなると、身構える事が出来ますよね。(実際に点灯するとかなり焦りますがっ・・・)
逆に夜間に照明のスイッチを探さなくても明るくしてくれるので、庭になにか取りに行く・・・といったシチュエーションにも便利です。
特に一戸建ての方は注意してほしい・・・のは、確かにその通りです。
のぞき・・だけでなく、下着泥棒や、住宅の中まで侵入しての盗難など、「警戒心の無い家」は、犯人から目を付けられる可能性があるのです。
現に万引きは、防犯カメラのない店舗に移りつつある・・・なんて事も発生している様子。
のぞき・・・に関しては、マンション・アパートも同様に注意して頂きたいと思っています。
特にネット新聞記事にあるように、「盗撮画像が拡散される・・・」とあるように、撮影され、ネットで拡散した画像の消去は不可能・・といわれる時代です。
今は、数千円でカメラ付きドローンが購入できる時代であることを考慮すると、
のぞきのIT化が進んでいることは十分に想像できます。
マンションの8階だからといって、カーテンを閉めずに着替えていて、ふと外に目をやると・・・・・
ラジコンで遠隔操作ですから、なかなか検挙は難しくなるでしょうね。
ハチの巣探しの様に、ドローン基地探しが職業となる時代が来るかもしれません。
様々な技術が発表され、身近なものとなっていますが、その技術を悪用する人に対しても防御する知識・技術が必要です。
関連記事
お悩み:防犯カメラの映像を公開して反撃!
お悩み:ダミーカメラでもいいですか?
コラム:実犯罪から学ぶ防犯事例(2017/12)空き巣グループ
コラム:防犯カメラを設置する際のポイント