居空き(いあき)の対策について
「居空き」とか「忍び込み」とかいいますね。
よく耳にするのは、「居留守」と「空き巣」かな?
一般的にドロボーと言われる中に、「空き巣」「忍び込み」「居空き」と大きく分類されます。
「空き巣」は、家主が留守の時に浸入し、窃盗をすること。
「居空き」と「忍び込み」(就寝中)は家主が在宅中に浸入し窃盗を行います。
ドロボー(侵入盗)は、自分自身がつかまりたくないし、見つかりたくないため、事務所や家屋に浸入する際は、家主が留守に越したことありません。
しかし、窓の無施錠や井戸端会議などで家主の注意がそれている時をねらう犯行・・・これが居空きです。
(居留守は、来客時に在宅していても留守を装うことですよね(笑))
防犯環境設計の基本を思い出しましょう。
①対象物の強化(侵入しにくくする)
②接近の制御(近寄りがたくする)
③監視性の確保(よく見えるようにする、見張りをたてる)
④領域性の確保(境界線を明確にする。防犯対策地区の雰囲気を出す。)
こちらも参考に
しかしながら、いかにこの防犯環境設計の基本通りに行ったとしても、基本が通用しない地域や場所があり得るのです。
いかに見通しが良く、頑丈な錠前がついていても・・・・・
まず、侵入等の一番の原因は「無施錠」であることを覚えておきましょう。
鍵が開いてたから出来心で・・・といったケースもある事でしょう。
農村部(見通しがよい)、防犯意識が低下(ごみ捨て、井戸端会議で長話)していてはどうでしょうか?
犯人は、裏山から接近し無施錠の勝手口から侵入してきたとすると?
夏場で、勝手口も縁側もみーんな風通し良くしてあったとすると・・・・
まず、①の対象物の強化は無施錠により無力。
裏山に身を隠して近寄ってくるわけですから、②も③も犯人にとって関係ありませんし、
そんな雰囲気をそこらじゅうで感じ取った犯人には、④も無意味です。
過去の記事はこちら
最近では、家庭用防犯カメラも安価になってきましたし、
ただ、カメラの死活確認や、万が一の証拠提出に、カメラを設置したご本人が元気でないとね・・・・
防犯を考えるときに、第一境界線、第二境界線、第三・・・と越えられなくすることでもあるのですが、
無施錠によって浸入を許してしまう場合、カメラが設置してあったとしても、録画装置ごと盗まれてしまうケースもあります。
(実際に、インターホンで留守を確認する際に犯人が映ってしまったためか、録画機能付きのインターホンであったため室内親機を壁から引っぺがして無くなる事案があります)
防犯カメラの死角から侵入することも考えられますし、日々の死活確認をしていないカメラは無力ですからね。
そこで・・・
アボアエンジニアリングは、業務用にも使用できる安価なカメラをユニークな方法で提案します。
犯罪抑止として防犯カメラで威嚇する使い方ではなく、
何気なく日常を録画しておき、緊急事態の時だけ再生できればよいという考え方かつ、カメラっぽくない見た目で茶の間に溶け込むコスプレをする。。。
これも一つのワルサデキンケーノ です。
ワルサデキンケーノについて