事例紹介

某所結婚式 ワイドスクリーンによる映像設備

32:9スーパーワイドスクリーンの納入

 

リニューアル前

4:3の100インチスクリーンが会場内に3面。会場内のパーテーションによって、使用スクリーンを変更する。別々の利用も可能。

ムービングプロジェクターを導入しており、会場内にムービングライトのように映像提示を演出したり、スクリーンに映像を提示したりと、凝った演出を

されておりましたが、ムービングプロジェクターの動きとコンテンツの供給や、機械の故障などに頭を悩まされておられました。

 

リニューアル後

(約)32:9の スーパーワイドスクリーン(横幅8m)と、200インチの2面構成。

会場内のパーテーションによって、使用スクリーンを変更する運用はそのままお使いいただけるように工夫しました。

横幅8mのスーパーワイドスクリーン

 

200インチ シームレススクリーン

 

 

折角なので、簡単な操作で、画面レイアウトを変更できるようにも設定しました。

まずは、16:9画面を2画面提示可能に。

別々のコンテンツも提示できるので、二人のなれそめDVDと成長記録写真とか、

会議室として利用する場合は、式次第とプレゼン画面等の組み合わせが可能です

 

こちらは迫力のある32:9の映像です。

16:9の映像を提示しても、さほど違和感なく迫力のある表現ができます。

 

通常の16:9や、4:3映像も提示可能です。

作品そのものの表現方法を崩したくない場合にも使えますし、

視線を中央に集めたい時などに活用できます。

 

200インチシームレススクリーンも

画面カットの無い、素材のアスペクト比そのままの16:9映像と、

メイン(32:9)と同じスーパーワイドのアスペクトを、簡単な操作で切替が可能にセッティング。

 

 

1番苦労したのは、搬入です。設置する会場は3階。

表示部するスクリーン部分の長さが8mでも、モーター部や端子台を含めた段ボールケースで換算すると10m弱!

通常の階段では搬入できません。

非常侵入口を利用しての搬入でした。建物内に入ってからも、切り替えしができずに四苦八苦・・・・

 

取付も、支柱が曲がったりしない様に、支えながらの取付でした。

 

2番目の苦労は、投射してからです。プロジェクターとスクリーンの間にはシャンデリアがあり、若干の映像のカケは予想しており、

その旨も報告していたのですが・・・・

納期ギリギリの調整段階で、お客様が視察され「やっぱり影(カケ)が無い方がいいなぁ・・・・」と一言。

(そりゃそうですよね・・・・)

シャンデリアって高級品なんですよね。デザインもさることながら、清掃も大変だとの事・・・いっそ取ってしまえば・・・とも言えず・・・

仮設検証を繰り返し、調整・調整・調整・・・・納期前日の夜、一切の画面カケのないスーパーワイド映像を提示することができました。

 

設定内容としては

2台のプロジェクターで1面つなぎ目の無い映像を作り出すための、エッジブレンディング機能を使い、

画像補正と画素移動を行う事で、2画面別々や、中央に1画面のみの映像提示できるシーンを登録。

オペレーターは、使用シーンを選択するだけで、その映像提示環境が整います。

 

工夫すべきは、

8mのスーパーワイドスクリーンと

200インチシームレススクリーンとを同時に使用するケース。

同じアスペクト比で違和感なくお使頂けるように、一括制御での運用頂いております。

 

 

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