事例紹介

非常放送設備改修工事

今回は、市内マンションの非常放送設備改修工事についてご案内します。

 

火災報知器及びベルが最低限の報知設備なのですが、こちらは自主設置として非常放送設備を導入されていました。

機器の老朽化はいたしかたない点もありますが、避難訓練をキチンと実施していたため、放送が聞こえにくくなった・・・という事が判明したわけです。

管理組合で運用マニュアルも作成されていた点も素晴らしいです。

 

 

既存のスピーカーは、過去単発で不具合発生時に交換してきたため、機種がバラバラ。

となると実は音圧がそれぞれ違うという事になります。しかも音質もスピーカーによって異なりますから、経年劣化だけでなく音質がそれぞれ差がでてきますね。

加えて大規模改修工事のように壁面の塗装のやり替えなどがあると、反射係数も変わるわけで・・・・

 

アンプも、スピーカーも交換し、いざテスト放送。

新しいスピーカーは見た目もすっきりして、放送も聞き取りやすくなったと好評でした。

 

 

自主設置とはいえ、消防署に設置届・使用開始届を提出し、消防署員と全スピーカーのチェックをしました!

 

 

今後はJアラート(全国瞬時警報システム)や、緊急地震速報等に対応可能であるので

自主設置とはいえ、さらなる安全対策に拡張可能です。

 

 

管理組合の運用マニュアルも最新型に更新し、運用されています。

 

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