事例紹介

県内某所 企業内保育所 防犯カメラ設置工事

企業内保育所の設置に伴う、防犯カメラ設置工事の依頼がありました。

当初は、ココとココだけ撮影できてればいいから・・といったご要望でしたが
当社社員が設計図を元に、さまざまなエリアの用途や動線を確認していくと

新たに見ておきたいエリアや
時間軸によって、スッタフの配置が換わる事、それによって来訪者の確認ができなくなる事が判明。
となると、防犯カメラの設置場所や、モニターを設置する場所も変わることになります。

途中で設定変更などという操作を、保育士さんやスタッフに依頼するなんて、余計な仕事が増えてしまいます。

また、企業内保育所ということもあり、勤務地側からカメラの様子を確認したいようなシチュエーションもあるとの事。

やはり打合せを行い、よくよくその内容を一緒に吟味すると、大事なニーズが見えてくるものですね。

部屋によっては2台のカメラが設置してありますが、天井の高さや施工性を考えた上での提案です。

(写真の赤丸印の部分にカメラを設置)

防犯カメラのアルアルですが、
PTZ(ジョイスティック等でカメラの方向や倍率を変更するような)カメラで、悪人を追いかければよいと思っているケースが多いのですが。
そもそも、カメラ映像を見ている人が、悪人かどうか判定できるケースは稀です。
現地のスタッフも(遠隔地のスタッフも)、ずっとカメラの映像をチェックできるほど暇ではなく、本来のの業務に集中しています。防犯カメラの常時監視員がいる場合でも、何十、何百ものカメラ映像をリアルタイムにチェックできるはずがありません。

シンプルに、録画機を2台に分けてモニタリング場所も2カ所で。
それぞれの場所で死角となるカメラは異なる為、最低限の構成を取りました。
もちろん、システム的に録画機を1台の集中記録型とし、モニタリング場所でカメラを選ぶようなシステムも試算しました。
より経済的で、より壊れにくい。故障発生したとしても最低限の復旧で済むような仕組みが、今回は前者だったのです。

(画像は防犯上詳細を提示するわけにはいかず、荒く加工しています)

アボアエンジニアリングでは、
ほったらかしでも見守りができる防犯カメラ。
何かあった時には、即座に映像を取出し、捜査関係者に提出できる環境。
不正操作や操作ミスによって録画が停止されない仕組み
等を重点にご提案しております。

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