事例紹介

対面授業を同時配信するハイブリッド・ハイフレックス・遠隔授業

対面授業を同時配信するハイブリッド・ハイフレックス・遠隔授業

 

 

お客様によって遠隔授業への取組方法はさまざまです。

コロナ禍によって遠隔講義(授業)を余儀なくされたり、海外への配信を事業化したりと、ニーズは様々です。

 

その中で共通しているニーズとして

●できるだけ簡単に授業運営ができる事(操作が簡単であること)

●職員・スタッフの準備や作業負担が重くならない事

だと感じていました。

 

その背景に

●教員は、PCでTeamsやMeet・Zoomの利用は段々と慣れてきた。

●一定数、遠隔授業では受講できない学生・生徒が存在する。

●一定数、通学・登校したくないという学生・生徒が存在する。

●PCだけでの遠隔授業では限界を感じてきた。

●対面授業の良さ。特に学生の反応が話し手にとっても重要である。

●タイパ(タイムパフォーマンス)・早送り再生への違和感

●授業だけではない学生同士のコミュニケーションの重要性

●留学先、就活中でも授業参加がしたいとの学生ニーズ

●文科省から同時性・双方向性を有した遠隔授業は対面授業として算定出来る事

等があるとの事でした。

 

そこで、対面授業と遠隔授業を同時にできるように各大学で設備導入が計画されました。

当社は2020年から対面授業+遠隔授業のシステムをご提供してきたノウハウを、お客様の既設設備に合わせてアレンジしご提案しました。

移動カート方式。

内蔵されたPCにて配信先と接続。

配信する映像は、操作卓/超広角カメラ のどちらかを選択し配信。

教室内のマイク音声やメディアの音声をそのまま配信が可能

教室(講義室)の既設操作卓。

側面に配信カート接続パネルを設置。

既に稼働している映像・音響設備を改良し、スクリーンに提示している映像+マイク音声+メディア音声を、カートによって配信する。

受信側も送信側も、高価なTV会議システムを導入する必要はなく、PCやタブレットで受信可能である点も高く評価された。

 

 

別ニーズの場合

教室は固定で良い。隣の教室にも高画質で中継可能であり、教員の様子も中継したい。

中継はネット回線使うと帯域を消費してしまうし画質も低下する為、直接HDMI信号を中継しました。

教員を撮影するカメラは、操作員を置かずに運用したい。手元に広角カメラを自由に操作できるアームを設置。

 

 

 

こちらも操作卓備付のPCで配信。

授業のパターンは

①通常の対面授業

②遠隔のみの配信授業

③対面+遠隔のハイフレックス授業

の3パターンに対応しています。

 

とにかく、簡単に。

教員一人ででもハイフレックス授業ができるように。

 

双方向性へのニーズは意見が分かれるトコロでした。

 

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