某社 棟内放送設備一部改修工事
県内某社の事務所棟放送設備改修工事の事例です。
ミキサー・アンプ部が、メーカーの生産完了からかなりの年月が過ぎ、修理すらできない状況にありました。
アンプの電源が不安定で、放送できないことが多々あった様子。
機器の更新をご提案いたしました。
機器更新にあたって、
①ラジオが受信できていた為、ラジオが聞けるように
②緊急地震速報も導入し、有事の際には即時対応できるようにしたい
写真だけではなかなか表現しづらいのですが、
5連装CDプレーヤーが設置されていました。
が、これは利用したことない・・・・らしいので、撤去です。
ラジオも使用するとのことで、新しいミキシングアンプは
①CDが動作すること(プログラム起動は不要)
②ラジオがミキシングできること
③アンプの容量が既設のものよりあること
に加えて、せっかくプログラムタイマーが設置されているため
アンプはプログラムタイマーにより自動起動とし、
操作のわずらわしさから解放されること、
省電力となること、
ノイズなどの原因が減ること
が可能なので、そのような設定調整を行いました。
施工中、ラジオのアンテナはラック内で転がっており、まともに受信していない状況と判明・・・
むーん。。。。小型のラジオアンテナを新規にラックの外に設置し、感度よく受信できるようにしておきました。
また、緊急地震速報も受信可能となりました。
写真だけで、どこまで伝わるかは期待しませんが、
機器の更新だけでなく、使い勝手・運用方法についてもかなりの改善することができました。