事例紹介

某会館 ホール音響・映像設備、サイネージ設備

広島駅周辺 新築工事

ホール音響設備・映像設備

研修室映像設備

デジタルサイネージ設備

を納入してきました。

 

大ホールは2分割して使用できるようになっています。

映像設備や音響設備をどのように分割するのか、音漏れ等の問題はどう対処するのか、さらには

操作卓を1つにして、操作環境を簡単にすることや、遠隔でボリューム調整ができるようにと、運用面での打ち合わせを密に行ってまいりました。

ただただ複雑にし、使用しない機器を増やしたり接続パネルを増設する事は正しい事ではなく、数年後に担当者が代わった時の事も考えて経済的かつ簡易に操作ができることが一番です。

 

通常の使用では、特段気を遣わず講演者はPCをつかいプレゼンを行います。

公演前に主電源を入れ、分割or一斉利用の選択。あとは映像ボタンを押すだけで、プレゼン環境が整います。

別の部屋へ中継する場合は、ジョイスティック型のカメラコントローラーで演者を撮影し、プレゼン内容と合わせてピクチャー・イン・ピクチャーに合成。その映像+マイク音声を館内の共聴システムに放映。どの部屋でも、あるいはサイネージディスプレイにも講演内容を放映できる設備となっています。

 

ガラス窓で仕切られた隣に研修室。

研修室単独でのAV設備も稼働しますが、ホールでのプレゼン内容を視聴する事もできます。

OFDM変調して館内全体に送信するため、1~1.5秒程度の遅延が発生。隣室かつガラス窓で直接見る事が出来る為、音声については直接分岐し拡声するようにしました。

シンプルな機器構成としています。

 

館内にはインフォメーションディスプレイとして、エントランスに65インチ

キャスター付きで1台、壁付けで1台。合計3台のデジタルサイネージディスプレイを設置。

デジタルサイネージだけの利用ではなく、災害時には地デジでニュース映像。ホールに入りきれない場合やスタッフの確認用としてのホール中継ディスプレイ等、複数の役割を持たせました。

 

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