直列ユニット工事
今回は、市内のマンションでテレビ共聴のリニューアル工事作業の一部をレポートします。
地上デジタル放送が定着し、テレビのリモコンに「地デジ」の他、「BS」「CS」のボタンがあるのにそのチャンネルが見れない・・・とか
BS放送デジタル化している事、以前よりもチャンネルが増えているのに、カープ中継してるチャンネルがあるそうなが見えない!!
といった事が起きている事を、知っている人がどれくらいおられるのだろうか?
BS17、BS19、BS21、BS23の事をBS拡張チャンネルといいます。
J SPORTSや、BS釣りビジョン等の有料放送枠も含みますが、無料のBS23chが受信できるかどうかが目安です。
こちらのマンションでは、既存のテレビ用の埋め込み配線が、電波の減衰が少ない良いもの(5C-FB)を使用していた為、
老朽化も含め、付加価値を上げるリニューアル提案をしました。
BSアンテナ・増幅器(ブースター)、分配器も老朽化の為リニューアルし、お部屋内でのテレビコンセント交換作業となりました。
動かない家具の裏にテレビコンセントがあったりと、厳しい場所もありましたが、だいたいこんな感じで作業は進みます。
テレビコンセントの前に、床を汚さない様にキルトを置いて・・・
ふたをはがしていきます。
こんな感じで、古いテレビコンセント(直列ユニット)は、ケーブルがむき出しで接続されています。
・・・でも、これは外来の携帯電話等の電波と混信の原因にもなる為、
地デジ普及に伴い防磁(シールド)された機器と施工をするようになっています。
なので、まず、ぶった切って・・・
おっと・・・あまり壁からケーブルがでてこないと、作業がしにくいのに・・・
F接線の取付完了。芯線の長さは、長過ぎても短すぎてもダメ。
きちんとシールド効果がでるように取付です。
新しいテレビコンセント(直列ユニット)をケーブルにネジネジして・・・
もとあった通りに取付を行って・・
完成!!
蓋を外した状態の写真。
テレビを接続される際は、絶対に新型(BSデジタル対応)の分波器を使用して、
テレビの裏側のコネクタ(地デジとBS/CS)2か所に接続して下さい。
あとはBS19やBS21はJSportsに契約してカープを応援しましょうね!!