海外の事務所に防犯カメラを設置して、遠隔で見たいけどできる?
できますよ。インターネット環境にかなり左右されますが・・・・。
弊社ページ参照 : 事務所内に防犯カメラつけても大丈夫ですか?
弊社ページ参照 : 応接室の様子を記録したり、モニタリングしたいと悩まれていませんか?
国内だろうと、海外だろうと、遠隔地のモニタリングであったり、防犯カメラ映像の遠隔監視であったりと様々なご要望にお応えできます。
弊社ページ参照 : 監視カメラの運用管理に注意しよう
弊社ページ参照 : 監視カメラ(防犯カメラ)を設置するメリット
カメラの仕様
LANケーブルを使用する、ネットワークカメラ
同軸ケーブルを使用する、同軸カメラ(記録装置にLAN接続が必須)
映像の保存方法
ネットワークカメラであれば、カメラ本体に記録する機能を内蔵している商品
ネットワークストレージに保存(クラウド方式)
事務所内のHDD記録装置
と、ご予算によって、カメラのメーカー、記録装置のメーカー、記録の方法を組み合わせしております。
しかし、問題は実は機器ではありません。むしろカメラ等の機器類は重要度が低いです。
国内であればインターネット網が整備され、安定した通信が可能になっているので、遠隔監視の敷居はかなり低く、万が一のメンテナンスも容易に駆けつける事が出来ます。
海外の仕事場事情は、その国によってかなり異なります。
・安定した通信ができますか?(防犯カメラは、インターネットの下り速度よりも、上り速度が重要)(中国などでは速度制限等があり、画像を見るまでの時間がかかりすぎる可能性も)
・配線へのイタズラ、電源喪失などの措置、内犯対策にも十二分に考慮して!(施工がとても大切。壊されない、止まらない工夫)
・遠隔地のルーター・HUBの事情
日本でも同じことですが、量販店の1,980円のルーターと、30,000円のルーター違い。1,500円のHUBと、19,800円のHUBの違い分かりますか?
信頼性が大きく違うのです。家庭用品と業務用品。さらにはNTTとか、途中でダウンすることが許されない基幹で使用する機器は、性能と信頼性が大きく違う様に、価格も大幅に違います。
最低限DDNS機能とNAT機能が無いとダメですが、信頼性が低いルーターは、ここぞっ!って時にダウンしていたってことがありますから(笑)
ン十万の機械を提案するわけではありませんが、せめてSOHOで使用するクラスの信頼性のある商品を選択して頂きたいものです。
P2P方式を進めているHDD記録装置メーカーもあったが、最近では勢力が落ちている。
特に海外であれば回線品質が等価でない為、速度制限に問題が生じる事、その他の問題が多く、ユーザー側で設定できるほど、設定が簡単ではあるがお勧めできない。
P2Pにより閲覧用のパソコンと、現地の録画装置・カメラとを接続するよりも、特に海外との通信はきちんとルーターでNAT変換することをおすすめする。
そもそも、誰でも簡単に設定できます。取付できます。といった商品は
誰でも撤去できます、簡単に不通にすることができます、隠蔽・改変する事が出来ますといった、逆の側面があることにユーザーは目を向けるべきだと思う。
少なくとも防犯が目的であれば、簡単設置できるものほど、突破されやすいのではなかろうか。
今は、機器がインターネットにつながる時代。
インターネットからの不正や防御対策についても、運用を踏まえたキチンとした対策が必要とされています。
世界中に設置された、不正アクセス(正確には不正ではない)可能なネットワークカメラが公開されているページがあるほどですから(笑)
え?誰に見られても関係ない???違うんです。その会社も従業員さんも含めて、セキュリティレベルの低い会社だという事が公開されている事自体が問題なんですよ!!
私たちアボアエンジニアリングに、日々様々なご相談を頂きますが、
安価にこしたことないのでしょうが、すぐ壊れたり不正の温床になったとしても顧客満足は得られませんし、
必要以上の防犯は、便利さを失い、窮屈になります(例:玄関扉に鍵を3つ、内扉をつけてそれも施錠する。最終的に無施錠になったり)。
高価すぎる提案をしても、顧客満足が得られません。
実は、防犯は褒めて頂くことも少ないんですよ・・・・・。防げて当たり前ですからね(笑)
その点、遠隔での監督、指導といったカメラ設置に関しては、収益性の向上という事もあり、とても喜んでいただいております。