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広島ホームテレビ(Jステーション)へ、地域貢献情報提供(ひったくり対策)

NPO法人広島県生活安全防犯協会より、広島ホームテレビから「ひったくり」の対策について説明しなさいという指令が入った。

総合防犯設備士として、恥ずかしくない内容で伝えよ。と。

 

ひったくり犯をプロファイル。ばれない様に偽装はするだろう。

例えば、ヘルメットで人相がばれない様に。

 

逃走しやすい場所を選ぶだろう。

路地が多いところとか、暗がりのところとか、人通りが少ない場所、人の目が余り無さそうなところ。

街中でも、日中人目が無い場所はかなりある。

夜の住宅街も、暗い路地は沢山ある。

 

現金を持っているときが狙い目

ATMや銀行、コンビニから出てきたときには注意しないとまずい。

給料日の後とか、現金持ってそうだし。

(実際の被害額だけを見ると、高額被害はあまりない)

いつもの道でも、人通りが少なくなる瞬間は必ずある。

犯人は、ちょっと弱った感じのする人、ちょっと隙がある人を狙う。

 

広島県警のHPより、ひったくりに対する報告書を入手。

ひったくり被害者は8割が女性。

全国的には60歳以上の方の次には、20代が多いが、広島では幅広く狙われている。

 

60代女性。マダマダと思っているのは本人だけ。

20代女性、元気だけども、スマホに夢中で隙だらけ。

コンパ帰りの千鳥足のOLだって注意散漫です。

そんな人間を狙うでしょう。

 

ちょっと暗い道、

街灯があっても、突然暗くなる小道。そんなところに潜んでいるかもしれない。

明るく人通りの多い道を選びましょう。

引きずり込まれて、カッターナイフで脅されたら、声が出なくなります。

防犯ブザーを常に鞄に。鳴らす訓練も。

 

追い越しざまに鞄をひったくられない様に

女性と一緒に歩くとき、車道側に男性が歩くのと同じように

大事なカバンは車道側に持たない。

歩道に幅があれば、極力車道側でないほうを歩く。

できることなら、タスキ掛け、あるいはリュックサックにしましょう。

警察署で、警察官が着替えて出てくるところを撮影してみて。

面白いくらいリュックサックのお巡りさん多い。

 

だから、鞄を手に持つのはやめましょう・・・といっても、それは心に響かない。

 

腕に引っ掛けただけや、手に持っただけの鞄は、一瞬の隙で盗まれる可能性があることを認識したうえで、

いつも両手をフリーにしておきましょう。

戦うために。

いいえ。深追いしたり、引きずられたりしてはいけません。

せめて受け身をとる為にも、一矢報いるためにも?

バランスをとるにも、手すりにつかまるにしろ、両手が空いているにこしたことはありません。

いつも両手を開けておくために、鞄はたすき掛け。

 

リオでは、相手を押し倒してでもカバンやカメラを奪う路上強盗が多く報道された。

日本もああなったら大変だ。

 

男性に人気のボディバッグ。

ファスナーが付いているから背中で大丈夫・・・って思ったら大間違い。

ファスナーが付いていても、無警戒な財布が入っているバック・・と認識しています。

花火大会等、人混みに付け込んで、ファスナーさえ開けることができれば・・・・・

 

自転車のかごも注意。

防犯ネットを利用する様に。

 

大声を上げる練習も。

火事だー!!が、一番、みんな出てくる。

オオカミ少年みたいで申し訳ないのだが・・・

命が危険になるよりもいい。

 

防犯ブザーも、鳴らす練習が必須!!

鞄にブザーを取り付けて。自転車(自分)に紐の部分を。

(ここが一番気に入ったネタになったみたい)

犯人は、防犯ブザーが鳴り続ける鞄を持ったまま逃走なんてできない。目立つことが嫌いだから。

 

財布に何が入っていたか、メモしてる?

カード紛失時にすぐに止めるためのメモ・・・も一緒に鞄に入ってない?

連絡できなくなっちゃう。

クレジットカードや運転免許証・保険証は盗難物による二次被害も防ぐように

直ぐに再発行手続きが必要!!

住所の記載のある保険証と、玄関の鍵が一緒に入ってたとすると、

次は自宅に侵入してくる可能性があることを自覚しなくちゃ。

 

カバンに入れておくもの、別にしておかないといけないモノ、そして両手はフリーにしておく。

女性だとポケットをあまり使わないので、大変そうぢゃね。

 

無灯火の自転車やオートバイ

通りすぎてUターンしてくるバイクからは狙われている証拠かもよ?

 

こうした練習や注意は、外見にあふれくるけん、

そうなると狙われにくくなるんよ。

 

たとえば、夜間一人で歩くときには、「振り向き確認」攻撃。

顔を覚えられた犯人の大半は犯罪を思いとどまるもんよ。

 

めざせ防犯女子!

 

個々も自身を守る。

地域も個々を守るという事を念頭に考えて・・・

 

絶対に犯人の特徴を覚えましょう。

ナンバープレートは無理としても(隠されていて)

 

ヘルメットの色

服装、ジャンパー・ズボンは何か?

身体の大きさ

バイク・自転車の色

被害にあった時間も大事。

どちらの方向に逃走したのか、ひょっとしたらUターンしてくるかも。

犯人の特徴を声に出すと記憶力が上がるけぇお勧め。

 

携帯電話が鞄の中に入っていた時には、すぐに通報できんこと自覚しとる?

近くの店舗等から通報してもらわんといけんよね。

 

周囲の防犯カメラに写っていて、そこから検挙することだって十分にある。

広島市は街頭に防犯カメラを設置する補助金制度があり、町内会他各所に設置している。

どんなに偽装しても、街中に防犯カメラがあるのだから、

どこかで誰かが見てるはず!

地域のカメラが助けてくれるはず。

その地域のカメラはアボアエンジニアリングがお役立ちしているはず!

 

個人の家庭でも、援護しちゃろうや。

ちょっとだけ電気代はかかるが、

寝る前に玄関灯を消すのではなく、朝までつけておこうや。

まず、消灯=住民が寝た・・という合図にならないという事と、

皆でやれば、街灯だけの団地ではなく、路地全体が明るくなります。

 

自宅だけセコムするよりも、

地域全体の防犯性能が上がる方が、よりよい暮らしができるのです。

 

上記の、一部(鞄にブザー、自転車に引っ掛ける)、鞄の持ち方)については

確実にお伝えすることができました。

 

我社の期待の防犯女子、三木さんも活躍してくれました!!

 

 

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