地域安全推進指導員委嘱時研修会の講師として
今回はNPO法人広島県生活安全防犯協会 協会員としての活動報告です。
広島県警察本部からの依頼を防犯協会でうけ、当社に協力依頼がありました。
2023年9月21日 広島市東区にある牛田住宅情報スクエア「アスタ」にて、
広島県内の地域安全推進指導員に対する、アポ電強盗や侵入盗についての講習を行い、広く住まいの安全対策の向上目的とした研修会が開かれました。
広島県内各地から約55名の参加があり、座学及びモデルルームでの実地講習がありました。
当社は、住宅の防犯診断と、防犯カメラ・カメラ付きインターホンの展示説明を担当。
広島県警察本部による、犯罪企図者がいかに玄関の扉を開けさせて中に押し込むのか説明する寸劇の後の、防犯診断となりました。
ポイントは、怪しい来訪者を見抜くこと。むやみに扉を開けない。覚えのない宅急便は扉の前に荷物を置いてもらう。ドアガードでサインは可能。といった点。
そして私の番。住宅展示場の数年経過したモデルハウスに、防犯上の欠点を指摘する実地研修??
そんなの現場提供してくださったセキスイハイムさんにも申し訳ないし・・・・
それでも一生懸命、一般的な危険性についての説明と、防犯上素晴らしい点について説明しました。
侵入の際、足場となりうるモノ、見通しの悪い場所での注意点、防犯ガラス、面格子、補助錠などについての説明と
過去の事案による侵入時の証拠隠滅の話を、建物の外周部および内部で約40分説明しました。
防犯カメラの機器展示は、フルHDカメラと4Kカメラのの2種類の展示。
4分割表示やフル画面表示ではあまり差がないカメラですが、録画データを拡大していくと、その差は歴然。
細かな文字まで読めることを説明しました。
ただし、全てのカメラが4Kであれば良いというものではなく、撮影する目的・設置する場所によってその性能が発揮できるのであって
高解像度になるほどデータ量は大きくなり、最大記録時間に影響がでるのです。
商品単価も上がります。
仕様が4Kといっても、「レンズの大きさ=集める光の量」であるため、ただ4Kだから良い!!というものでもありません。
センサーライトとの相性や、暗部での撮影、逆光や反射による影響など、気を付ける点は多々あることを説明しました。