地域防犯活動のご紹介
本日は、所属しているNPO法人広島県生活安全防犯協会からの出動要請で、広島市西区某団地での防犯啓蒙活動に出動してきました。
主催は、広島西防犯連合会。協力はセキスイハイムと、上記NPO法人広防協です。
建替え予定の住居について、泥棒がどんな手口で侵入するのか、どこに気を付けなければならないかを、実演を交えて地域住民の方に説明してきました。
報道陣多し!!テレビ局3社、新聞社2社(私が把握している限り)が来ておられました。
関心度が高いのですね・・・
広防協の理事長がモデルで、金づちでのガラス破りの実演を。
この写真は、撮影用のモデルとしてお願いしました。実際には、地域住民の方に実演して頂きましたし、防犯フィルム貼付け後との差異も体験してもらいました。
地域住民の方による実演。
その他、様々な手法での侵入手口について説明がありましたが、こちらでその手法について公表することが出来ませんので、その点ご了承ください。
予算さえ許せば、すべての窓を防犯ガラスにすれば安心度は高まりますが、防犯フィルムや、センサー、補助錠等と組み合わせる事で、コストをかけずに防犯能力を高める事ができます。
我社の防犯設備士「佐崎」が記者の質問に答えている様子。色々な説明に専門用語が飛び交うので、そのフォローに大忙しでした。
広島西防犯連合会会長へインタビューの様子。
その他、防犯カメラも取付け、実際にどの程度映るかの実演も行いました。
その映像もご紹介したいのですが、地域住民の方が多数映っておられる事と、侵入手口までも鮮明に見える事から、ご紹介をひかえさせて頂きます。
印象に残ったのは、防犯フィルムを貼ったらいいのか?簡易センサーをとりつけたらいいの?といった質問が多かったこと。
防犯に「これをやっておけば絶対」は無いのです。
もちろん、防犯は境界線を明確にする事(領域性の確保)、建物・侵入口を強化(鍵・強化ガラスなど)、監視性の確保(防犯カメラ)がとても大事ですし、侵入に5分以上かかると、泥棒は諦める・・とも言われています。
ただし、防犯カメラがあっても放置したままツバメが巣を作ったり、センサーは電池切れ・・・等、設置後数か月から数年経っただけで、「置物」になってしまっている可能性があるのです。
それに、侵入盗の半数以上が無締り。つまり、施錠忘れによる侵入盗が多いのです。
日々、防犯意識を持続させ、隣近所のコミュニティを大切にすることで、不審者は近寄れなくなります。
また自宅だけでなく、その地域全体の防犯意識が高まることが一番の防犯になると考えています。
防犯と防災は車の両輪です。コミュニティは減災や復興に不可欠です。
アボアエンジニアリングでは、モノだけではなく、設置後の運用をもサポートする事で防犯・減災に役立つよう日々提案しております。
昨今では、オレオレ詐欺を代表とする特殊詐欺による被害が多くなっておりますので、この点に関しましても十分にご注意くださいますようお願いいたします。