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知っておきたい防犯カメラの基礎知識

今や防犯対策として防犯カメラの設置が当たり前になりつつあります。企業や店舗をはじめ、マンションやアパートなど一般住宅でも防犯カメラを設置しており、市町村や自治体によっては助成金制度を設けているところもあります。こちらでは、防犯カメラの基礎知識をご紹介いたしますので、これから防犯カメラの設置をしたいとお考えの方はぜひご参考ください。

 

防犯カメラにはアナログHDカメラとデジタルがある

防犯カメラには、アナログHDカメラとIPカメラやネットワークカメラとも呼ばれるデジタルカメラの2種類あります。これから防犯カメラを設置するということでしたら、それぞれの特徴を把握しておくと適切なカメラ選びができるでしょう。2種類の特徴は下記のとおりです。

 

» アナログHDカメラ

比較的安価で、従来のアナログカメラより優れたハイビジョンでの監視ができる。

 

» デジタルカメラ

LANケーブルを用いて映像データをデジタル信号として送る。LANの利点を生かし、複数の箇所でカメラ映像を確認したり、高解像度化できることが大きな特徴であり利点。

 

» 2 種類が共通する特徴

昨今、高解像度化・高圧縮化が進んでいて、画質向上とともに長期録画ができるようになってきた。

 

防犯カメラに搭載されている基本的な機能

» BLC機能・WDR機能


写真撮影時によくある逆光をイメージしてください。太陽の光などによって、カメラは被写体が明るいと判断して絞り込んでしまいます。そうすると、肝心な被写体が暗く映ってしまい認識が難しくなってしまいます。しかし、BLC機能やWDR機能が作動することで、明るさが補正されて被写体が暗く映らなくなります。特にWDR機能は明部と暗部を分けて記録するため、被写体だけではなく背景を鮮明に映すこともできます。

 

» フリッカレス機能

日本は、富士川を境に50Hzエリア(東側)と60Hzエリア(西側)に分かれています。CCDカメラのほとんどは60Hzに設定されているため、50Hzエリアで使用すると蛍光灯がある場所では画面がちらつく現象が発生します。

この現象を解消するための機能がフリッカレス機能で、50Hzや60Hzのエリアに関係なく、蛍光灯の下でも綺麗な映像が撮影できるように切り替えることができます。企業や店舗など蛍光灯の下に防犯カメラを設置する際には、このフリッカレス機能が必須です。

 

 

上記以外にもカメラのレンズを縦や横に動かす「パン・チルト機能」、夜間など暗い場所を映す際に欠かせない「赤外線投光機能」、ピントを合わせる「オートフォーカス機能」などが防犯カメラの基本的な機能として挙げられます。

 

 

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