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自動車盗難について

2018年広島県での自動車盗難等を防止する会議に参加してきました。

 

概略として

自動車盗難認知件数は2003年をピークに減少傾向にあり、2015年には検挙率が大幅に向上した。

全国規模で自動車盗難は発生していて、茨城・千葉・大阪がTOPであり広島は年間盗難認知件数は43台。全国27位となっている。

プリウス・ランドクルーザー・ハイエース・レクサス・スカイライン・クラウン。この辺りが盗まれる件数が多い様子。

 

大幅に盗難車が減った背景には、自動車盗難防止キャンペーンに加えて、イモビライザー(キーの自動車盗難防止システム)搭載車が増えてきたことも要因の一つ。

 

残念なことに、イモビライザーを無力化させる装置(通称イモビカッター)がインターネット通販で手軽に買えてしまう背景と

近隣諸国で$20程度で手に入る、車のキー情報を抜きとり、コピーし、キーを偽装する技術(通称リレーアタック)が広がっている為

ポケットやバックに入れたままのキーから情報がダダ洩れている事を認識しなければならない時代に来ている。

従来では数分~数十分かかっていた事が、今ではキーを保持していると誤認識させる為に、数十秒で車ごと逃げ去る事ができてしまう。

(ここでのキーとは、いわゆる「鍵」。鍵の形をしていないキーホルダー的な物も含む)

 

となると、買い物途中や、車から離れ、ポケットやバックにスマートキーを転がしておくのではなく、

専用の電波がもれださないポーチに収めたり、電池を取り外す(と同等の)措置をして、スマートキーから情報が漏れない様にしなければならないわけだ。

 

以前、お尻のポケットに入れた財布から、キャッシュカードの情報を盗む(スキミング)事が出来るといったニュースもあったように、

今後は2重・3重の盗難防止を考えておかなければならない。

 

 

車を盗まれる確率よりも、車上狙いにあう確率の方が高く、

車上狙いの場合、約65%は無施錠であり、

のこりの約30%は、施錠していたにもかかわらず、社内にバックや財布がある事が見えた事から、車上狙いにあったそうだ。

つまり、車内に何かおいておく場合は、外部から見えるところに物は置かない・・というのが鉄則ですね。

 

 

 

 

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