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特殊詐欺、オレオレ詐欺なんとかして!

総合防犯設備士でしょ?防犯のプロでしょ?特殊詐欺の被害が後を絶たないよ!なんとか対策してよ!!

 

はい。難しいんです。でもできなくないのです。それには、少しだけ価値観の変化が必要なんです。

その価値観の変化は、金額にするなら僅かです。恐らく10円から、多くても・・・100円位が、損しちゃうというか、そのお金で防犯対策した!って価値を見出していただけたらと思います。

そして、防犯設備士として、悩んでいるお宅に商品を販売する「モノ」はありません。

すでにご自宅で使っているモノが、それに該当していれば、無料でできます。

すでにご自宅で使っているモノが、それに該当していなければ、電気屋さんで・・・2万円も出せばお釣りがくるんじゃないかな?お近くの電気屋さんで買ってくださいね。

 

 

およそ10円で、特殊被害の対策になるのです。実践されますか?しませんか?

 

 

 

具体的な対策をする前に、人間の「心理」について少しだけ知識をつけましょう。

特殊詐欺を仕掛けてくる輩って、この心理を巧みに操っていると言われているのです。

そして、その手口はこうだよ・・・って言われても、「いやいや・・そんなアホな手口に私は引っかかりませんよ(笑)」「俺は大丈夫!」みたいな事を平気でおっしゃります。

 

人間ってね、その環境におかれないと、なかなか理解できない心の変化があるんですよ。

例えば、カラオケで歌うのが好きな方。どこでも歌うぜ!って言っておきながら、1000人収容のステージに立つと、突然緊張して歌えなくなったり。

例えば、ノンアルコールビールを飲んで、なんか気持ちよくなっちゃったって経験ありませんか?

楽しいことがあると、笑顔になり、脳からドーパミンとかセロトニン(快楽物質)が出るとか。

逆に、作り笑いをしても、脳が騙されてドーパミンを出して、結果楽しくなるとか。

人間って、こーゆーもんなんだ・・・と自身の事を含めて知らないとね。

 

 

 

では、想像力を働かせてくださいね。

下記写真のカップル。男性側はある「秘密」を伝えるシーンです。ご自身は秘密を告白される側(女性)の気持ちになってください。

 

もう一つのシーンです。

 

 

この2つのシーンは、聴き手の「心理」に大きな差ができるということを、知らなければなりません。

ほぼ全員に発生する「心の変化」です。俺は無い!なんてことは無い!

 

ホームページでは、なかなか実感がわきにくいと思いますが、

2つの写真を見比べて、どちらのカップルがより親しいカップルに見えますか?

視覚的な感覚です。

 

 

 

耳元でささやいているカップルの方が、より親しくみえますよね?

 

 

人間って、パーソナルスペースなる「私の領域」を各人が持っていて、他人が勝手にパーソナルスペースに入ってくることを嫌います。より近しい人しかパーソナルスペースに入ってほしくないのです。

パーソナルスペースについて

家族はOK。抱きしめちゃう!。けど、隣のおじさんはダメ。1m位離れて!。新型コロナウィルス蔓延防止には2m離れて!・・・・ね。そんな感じ。

先ほどの写真は、お互いのパーソナルスペースを小さくした、ごく親しい間柄の人だけに許される密接距離にいるのです。

 

だから、親しい人からの電話だから「オレオレ」と孫や息子が助けてと言うものだから、助けてやるんだって、だまされる詐欺だろ?・・・・とは違うんです。  ここ大事。

 

 

子供や孫を助けてやりたいって想いは大事だし

オレオレって、子供の声を間違うもんか・・・というのは対策にはならないの。

 

 

 

 

 

 

電話って、受話器で受けるでしょ。

受話器って、耳元で受けるでしょ。

脳は、耳元で聞くと、なんだか親密感を勝手に感じちゃうんです。聴覚からも心が変化するのです。

受話器の先で、最初はオレオレ言っててなんだか怪しいわね・・って思ってたのに、話を聞いてたら本物だと思っちゃって・・・・って失敗談、聞いたことありませんか?

怪しいと思ってたのに、なんだか矢継ぎ早に焦らされると、こっちも焦っちゃっていいなりに・・・・

脳が騙されているってことです。

 

これは、耳元で受けない限り、実体験できないんです。だから、騙された方々の体験談を聞いてもピンとこず、自分は大丈夫って思っちゃう。

 

 

全然大丈夫じゃないのよ。心の変化だから。

 

 

 

じゃ、どーすんのさ・・ってことですよね。

 

 

①電話に出ない。

 

 

 

 

ってわけにはいかないだろーから。

 

 

 

②留守番にする。

 

でもすぐ解除しちゃうんですね。

律儀な人が多いから・・・・

 

 

昔はね、交換の人呼び出して、繋いでもらって・・・って大変だったのよ・・・

昔はね、電話の権利って質屋に入れる事ができるくらい高かったんだから!

わざわざ電話をかけてきてくれたのに、出ないなんて失礼だわ。

 

 

いろいろご意見はあるでしょう。

 

電話機に留守番機能がなければ、電気屋さんで買い替えたりすると、数千円~2万円位で買えると思うよ。FAXとかワイヤレス子機が〇台とかで値段は変わるけど。

特殊詐欺対応電話・・というものも出ているから、予算に余裕のあるご家庭は、そちらに買い替えても良し。

 

トイレに入ってたら、電話に出られないよね?

洗い物してる最中の電話って面倒よね。

食事中に電話かかってきたら、お味噌汁冷めちゃうよね。

 

それでも電話に出ちゃう人・・・・こそ、ほんと心配。

 

 

 

対策②の留守番にして、そこに吹き込んでもらいましょう。

改めて、こちらから掛けなおせばいいんです。10円かかるけども。勿体なく無い。より丁寧よ。相手の通話料を肩代わりしてあげるんだから。

 

それにね、知らない人からの電話だったら、掛けなおししなくていいし

ご近所さんだったら、さっきはごめんねぇ・・で済む。長話してあげたら、相手の通話料出してあげてんだから太っ腹!

 

 

だってね、

詐欺グループの人達は、自分の声を録音されるのを嫌うのよ。

 

 

 

この番号にかけなおして・・・って留守番電話に残ってたら、要注意。冷静になりましょう。

役所や消防署・保健所・税務署からだとしたら、電話帳で代表番号を調べて担当者を呼び出すのが正解ね。

 

 

 

ちなみに、留守番電話に録音された声を聴くときは

受話器をもって聞いちゃうと、ささやかれてるのと同じ事になっちゃうよ

「モニター」ってボタンで聞くと、スピーカーから聞こえてくるので、より冷静に対応できるし、子供や孫の声なのかもハッキリわかるよね。

 

 

 

 

 

留守番電話には、オリジナルのメッセージに吹き替える事ができるんです。

例えば工場出荷時には「ただいま留守にしております。メッセージをどうぞ」

と、なんだか味気ない感じなんです。

律儀な人から言わせると、冷たいとか、相手が可哀想とか・・・・色々気を使われている様子。

 

だったら、

「いまねー孫と遊んでて手が取れんけぇ、掛けなおすけ まっちょって!」

とか

「近所のスーパーに買い物にいっとるけ、帰ったら折り返すわ」

と、近所でも話題になるくらいのメッセージを残すのも、井戸端会議の肴になりそうね。

 

 

でも、一つ注意

昔みたいに「はい〇〇です。ただいま留守にしております」とかって、名字を名乗らない事!

 

犯人の気持ち「ははぁ・・・この番号は〇〇って名前なんだな、次からは〇〇さんですよね?って掛けたら、より騙しやすくなるぞ!」って、こちらの情報を伝えることになっちゃいます。

 

 

 

あわせて、日頃から

オレオレなのか

オラなのか、僕なのか、

かーちゃん、ばーちゃん、じいちゃん。じじ、ばっちゃ・・・ころいろ呼称があるでしょ。それも覚えておかないとね。

 

 

 

総合防犯設備士はね、「運用」でなんとか防犯環境を整備できないか・・・いろいろ考える資格なんですよー

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