事例紹介

実習室ふりかえり学習(学修)事例1

実習室の映像設備についての納入事例です。

ネイルアートや化粧(メイクアップ)実習や、

乳幼児の沐浴・おむつ交換等を学ぶ実習室に、ふりかえり学習に効果的ないい設備無いかな?というニーズでした。

 

効果的な設備=使い勝手が簡単で、教職員の手間がかからないのが一番。

1クラスを数チームに分けて実習する場合、同じ説明をチーム数毎に伝えなければならない。

特に練習が必要だったり、基礎的な作業部分では、各学生の学習ペースは異なる為、なにか良い方法はないだろうか・・・・というのが深層のニーズだととらえました。

 

実習での基礎知識、基礎動作は、その動作が身につくまで繰り返し見て・真似て覚えるモノです。

毎度、同じ説明の繰り返しでは効率的とは言えません。

 

教員としては、応用編や発展的な指導に、学生の学習意欲を伸ばす面に注力したいという強い要望を感じ取りました。

 

そこで、授業の一部を録画し、コンテンツ化してみてはどうか?

コンテンツの編集は、パソコンが苦手であればパソコンを使わない編集でできるように。

指の動きなどポイントは、一度に見る事の出来る学生の数が限られてしまう(指導机に集まる)ため、

大画面にライブ放映してみてはどうか?

 

等の打合せと確認を行った所

 

大画面でみるディスプレイは、この科目専用ではなく、別の用途にも使いたい。

オープンキャンパスや、学生の研究発表などディスプレイとしても使えるようにしたい。

とのご要望を頂きました。

 

それらを踏まえ

実習室なので、いろんなアングルで撮影したい。

お手本など、教員の指導内容をビデオで録画する。

コンテンツを作る為の録画ではなく、授業を録画しておく。

録画と同時にライブ中継し、大画面ディスプレイに映し出し、より多くのチームに詳細を見せる。

その後、編集は簡単にできる環境とし、DVDやSDカードに保存し配る事も検討。

映像データは学内サーバーに置くことで、学内LANから閲覧することも可能な状態にする。

ふりかえり学習は、各人のiPADや、パソコンから閲覧できるようにしておく。

授業後に、各人がサーバーへアクセスし、動画をみながら復習も可能であるし、

ほぼリアルタイムにSDカードに保存されるため、カードを持って即座に動画を見ながらふりかえりが可能。

教員の指導内容も明瞭に録音できる点もポイントです。

それぞれ、キャスター付きでAC100Vのコンセントに差すだけで使用できます。とても簡単♪

 

また、年間を通じ、学生の演習を記録しておき

数か月後、1年後の総集編として、個人の演習内容の成長具合を、自己で再確認できる点はとても良いようです。

 

なかなか自分自身の成長に気が付けない為、動画で見る「過去の自分」は、少し恥ずかしいながらも成長を実感できる最高のコンテンツの様です。

 

さらに、次年度には・・・・・

 

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