事例紹介

直島に定点カメラ設置

今回お客様よりの御依頼として、4つ

①カメラは既存のモノを使いたい

②電源供給は可能

③現場が進んでしまうので平行して急いで施工してほしい

④恒久的な施工ではなく、最大2年持てば良いため、既存の構造物を上手に使って、建物にアンカーなど打たずに施工してほしい

 

そして1番の課題は、

セキュリティ上の問題からカメラに直接インターネット回線を引く予定だったが、

回線業者から配線ルート構築に高額な経費がかかると言われたため、ここをどうするかという点でした。

 

実際インターネット回線は現場事務所に引くこととなったため、どうにか3G回線を使って・・・みたいなことは回避、

現場事務所とカメラ設置場所は見通しが確保できていたことから、無線LAN環境での定点カメラ運用を提案させていただきました。

機器納期を調べ、最短納期で屋上に既存設置してあるテレビアンテナの支柱に設置を行わせていただきました。

屋上で脚立に立ち、アンテナ支柱にカメラと無線LANアンテナの取付。

安全帯・安全帽の設置は絶対!

設置後、カメラアングルを調整し、納品完了!
しかし・・・後日、もう1アングル定点記録が撮りたいのだが・・と追加要望。

 

カメラの型番から仕様を確認すると、定点観察の仕組みは1アングルのみと判明・・・

さらに仕様を読み解くと、外部アラーム接点を利用するならばあと2アングルは運用が可能という事が分かった・・・

しかし一度カメラを取り外さなければならない。

カメラを取り外してしまうと、1mmもずれないまったく同じアングルにはできない→既に撮影した定点映像とズレが発生→定点記録動画がかっこ悪くなってしまう。

できる事なら、カメラは動かしたくない・・・また2名作業が必須な現場で、コスト負担を強いるのは気が引ける・・・

 

そうだ!CGIを組めば何とかなるのでは!?

 

ということで、早速制作にとりかかり、昼間にプログラムをつくり、夜実際に動かして確認そして修正の作業を大急ぎで繰り返し、、

 

できたーーー!!

 

ご発注から5営業日で、もう1アングル追加した定点観測が可能に。

ご指示された時刻に、2アングルの写真を報告するシステムが完成しました。

現場に行くことも無く。Cgi組み込みで短納期!大変喜んでいただけました。

 

 

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