事例紹介

某所老人ホームナースコール改修工事

ナースコールが古くなり、不具合が出て来たとの事で高齢者施設様よりご連絡をいただきました。

概ね使用期間10年前後から、経年劣化による接触不良や内部機器の劣化が出てくるため、

個別の修理では追いつかなくなってくる事もあり、

全面リニューアルされるとより安心してご利用いただけますというご提案をさせていただき、機器の更新工事をご依頼頂きました。

廊下に設置する、廊下灯(この部屋が呼んでるよ!)、

復旧ボタン(ナース到着しました!)の交換です。

上は既存機器の写真。この外側部分を取り外すと・・・

ケーブルが沢山でてきます・・・

これら一つ一つの意味合いを確認しながら、コネクタの交換を行います。

交換完了!おっ、なんか未来感ハンパないって感じじゃないですか?ないですか

 

次は、部屋内の押しボタン(介護士さん来て!)の交換です。

既存のナースコールの写真です

取外し中・・・

交換完了。ボタンがオレンジ色になり、視認性が向上しました。

また、握り部分でもナースコールが可能となり、握力の弱い方でも操作できるようになりました。

 

その他、トイレ呼び出しボタンの交換後に・・・・

いよいよ本丸。ナースステーションの親機の交換です。

既存ナースコール親機

(入居者の記名部分は画像処理しております)

取外し時の壁面。

火災報知機の配線が、既存取付金具ベースの中をくぐってしまっていて、

一時、火災報知機を止めて作業をしなければならないといったアクシデントのあったフロアもありました。

新しいベース金具の取付。

交換完了!!

ディスプレイ付になりました。どの居室の、どのボタンがコールしているのか・・・

名盤だけでなくディスプレイ部にも表示されるようになり、便利になりました。

 

こんな風に表示されます↓

 

実は見えない所で、もっと苦労してて・・・

これがナースコールの心臓部・・・普段は見えない場所に隠れています。

交換する為に、内部をばらして、配線を調べて・・・

はいっ!交換完了!!盤の中も整理しておきました。

 

ナースコールを院内PHSでも確認できるようになり、入居者の皆様の安心と、

介助スタッフ様の迅速な対応にお役立ちできました!

 

 

 

 

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